「似合う」って何がおきているの?

サロン風景

色違いの○○色

アパレルショップでお洋服を選んでいるとき、店員さんからの「声がけ」は嬉しいですか?
ワタシは放っておかれるのも、店員さんとお話しながら選ぶことも好きです。


タイミングとして一番声がけしやすいのはお客様が商品を手に取ったとき。そして鏡に向かってお洋服を合わせたときですね。そんなときに「そちらには色違いの○○色もありますよ!」と言われると、ワタシは「あ、はい。ありがとう。」くらいの反応になってしまいます。

不思議と最近はこの「色違いの○○色」を聞くことが多くなりました。どこかのアパレルブランドでセールスマニュアルになっているのかしら?実際のところ会話のきっかけとして無難なのだと思います。

カラーバリエーションは商品企画のなかでとても重要です。ブランドの定番色という位置付けの色があったり、シーズンテーマの色があったり、色数は生産数に直結しますから企画部門だけでは決められないほどです。ワタシも営業部門との会議で生産数や生産カラーバランスに悩まされました。

「お似合いですね!」

さて、声がけに素っ気ない反応をしてしまうかどうか?そんな時に「魔法の一言」があると反応が変わるものです。学生時代にアパレルショップでアルバイトしていたときに社員さんの売上げを超えたり、アパレル企画時代に応援販売要請が多かったワタシの経験です。

実際、とあるアパレルショップで今年の初夏にあったこと。。。

ワタシ

ホワイト系で程よいバルーンスリーブのトップスあるかしら。。。

店員さん

この方さっきからシャツ中心にチェックしているなぁ。。。
(注!ワタシの勝手な推測です笑)

ワタシ

この白、パーソナルカラー夏のソフトホワイトだわ!バルーンスリーブのバランスが良い感じ、鏡で見てみよう〜

店員さん

そちらのシャツお似合いですね!

ワタシ

そうですか♡このバルーンスリーブが気になって。綺麗な白ですね。

店員さん

上品なバルーンスリーブで評判良いですよ。今年は白いトップスが多くでていますね。お召しになってみますか?

ワタシ

試着しなくてもサイズは大丈夫みたいです。在庫はありますか?
(ホワイト系は汚れやすいので在庫を確認します)

店員さんはこちらの様子を見ていたから「魔法の一言」が繰り出せたと思いますし、会話のキャッチボールが成立して楽しいお買い物でした。こちらのシャツは今シーズンのお気に入りのひとつです♡

4種類の白

「パーソナルカラー夏のソフトホワイト」と先述した通り、4種類のホワイトとはパーソナルカラー春の「アイボリーホワイト」パーソナルカラー夏の「ソフトホワイト」パーソナルカラー秋の「オイスターホワイト」パーソナルカラー冬の「ピュアホワイト」です。

パーソナルカラーが春や秋の方は、頰の赤みがサーモンピンクなので、温かみのある白を身につけると顔色が健康的に見えます。

パーソナルカラーが夏や冬の方は、頰の赤みがローズピンクなので、黄色みを感じない冷たい白が顔色を明るく見せます。

ビジネスシーン、フォーマルシーンで必須の「白」こそ、「健康的に」「明るく」見せてくれるものを選びたいですね。*良い写真を準備できたら画像追加します(>人<)

似合う色は美肌効果がある!?

顔色が「健康的に」「明るく」見えるのは、色彩学で解くと「色の(同時)対比」現象が起こっているからです。お洋服もお化粧も、身の回りでは色を単独で見ることはありません。同時に見ている数色が影響しあって私たちの視覚に認知されます。

こんな風に書くと堅苦しいですね!
パーソナルカラーはとても奥深いですが、シンプルに考えることもできます。

「色が似合うと健康的に見える」
「色が似合うと肌が明るく見える」

イメージアップコンサルティングの柱にパーソナルカラー診断がある最大の理由です。

カラーミービューティフルに出会ってから、ファンデーションの減りが遅くなりました。その理由は、薄付きでも肌が明るく見える服を着るようになったから。これからも「美肌見え」をパーソナルカラーで叶えていきたいです。