Color Me Beautifulの始まりとパーソナルカラーの歴史

サロン風景「カラーミービューティフル」はパーソナルカラー診断とファッションタイプ分析で、人に与える印象=「パーソナルイメージ」を向上させるメソッドです。

①パーソナルカラー診断⇒肌、瞳、髪と調和する色の傾向を見つける

②ファッションタイプ分析⇒骨格やお顔立ちと、内面の個性に調和するデザインと素材の傾向を見つける

似合う色・デザイン・素材がわかるようになるので、ファッションや身の回りの色彩計画に活かせます。お買い物にもお片付けにも役立つ「一生もの」となる「イメージコンサルティング」です。カラーミービューティフルの目指す姿は「Being natural」持って生まれた魅力を引き出すコンサルティングで、自然の美しさを大切にしています。

カラーミービューティフル社は1974年にアメリカでキャロル・ジャクソンにより設立されました。キャロルの著作「COLOR ME BEAUTIFUL」は世界各国で発売され、日本では佐藤泰子が1986年以降に「カラーミービューティフルハンドブック」など8冊の書籍を出版。佐藤泰子はカラーミービューティフルの日本代表として20年間活躍しました。

今では幅広く認知されるようになった「ブルーベース/イエローベース」の考え方については、1928年アメリカでロバート・ドア氏が配色調和・不調和の原理を発見したことに始まります(実用色彩調和理論「ロバート・ドア メソッド®ブルーベース/イエローベース」)。現在「ユニバーサルカラーインスティチュート™」インターナショナル高松智子氏に「ロバート・ドアメソッド®」「実用色彩調和システム®」「色のものさし®」「ユニバーサルカラープランナー®」の知的財産権があります。

1919年バウハウスに招聘されたヨハネス・イッテン(スイス、ドイツ、オーストリア等で活躍)の「色彩論」では色彩の対比や調和についても著されています。

日本のパーソナルカラーは1980年代が創成期です。

日本やアメリカで資格を取得して多くのコンサルタントが誕生し、デパートの化粧品売り場などでのイベントも大変賑わいました。その後はバブル崩壊などで一時はブームが去るものの、2000年代になると資格講座が各地で開催されるようになります。資格ブームにも後押しされる形で、パーソナルカラーは再び注目を集めるようになりました。

そこには、長く続く低成長時代や就職氷河期、最近では新型コロナウィルス禍も経て、自分に本当に必要なものを知って心地良いファッションや暮らしをしたいという思いがあると考えています。パーソナルカラーの関連本が数多く出版されるようになり、新たにコンサルタントとなった方々はSNSなどを通じて活発に活動しています。パーソナルカラー診断の手法は4分割に留まらず、セカンドシーズンのある分類、12分類、16分類、グラデーションドレープによる分析など次々分化しています。

その中でCOLOR ME BEAUTIFUL の「春」「夏」「秋」「冬」の「4シーズン」分析は、全ての基本となる応用の幅が広い手法として30年以上にわたり多くのお客さまにご利用いただいております。

また、ファッションタイプ診断に通じる内容の「骨格診断」「顔タイプ診断」なども登場して新たなニーズに応えるコンサルタントも活躍しています。